中小企業は身内にお金を蓄積すること

以前、私の知合いで(顧問先ではありません)小さな会社を経営している方がおりました。
旦那さんが社長で奥さんが取締役、子供夫婦とお孫さん二人(孫といってもとっくに二十歳を過ぎていますが)従業員で合計6人給与をもらっており、会社の利益のほとんどが、人件費で税法上の所得金額は0にちかく、(期によっては、赤字)何年も税金を1円も納めなくて良い状態が続いていました(もっとも、消費税と地方税の均等割はかかりますが)
中小企業の節税方法で一番効果のあるのは、お金を経営者の身内に残すこと、であります。

中小企業には、銀行など簡単にお金を貸してくれません、いざというときには、経営者自身が私財を切り崩さなければならないことが多いのです。

 

 

2017年10月30日